上野の森美術館(東京・上野公園)で開催中の「フェルメール展」(産経新聞社など主催、特別協賛・大和ハウス工業、ノーリツ鋼機 協賛・第一生命グループ、リコー)の来場者数が29日、30万人を突破した。
現在出展中の17世紀オランダの画家、ヨハネス・フェルメールの作品8点のうち、日本初公開の「赤い帽子の娘」は12月20日までの期間限定展示となる。フェルメール作品では珍しく、木のパネルに描かれた小さな絵だが、いきいきとした光の表現など「忘れがたい印象を残す名画」(同展の総合監修者で元ワシントン・ナショナル・ギャラリー学芸員のアーサー・K・ウィーロックJr.氏)だ。